【本好きあるある】本好きが思わず頷いてしまうあるある25連発!

読書

 みなさんこんにちは、らくとです。
 私は読書が大好きで、もう何年もの間、当たり前のように読書が日常に溶け込んでいます。この記事では、そんな私が考える「本好きあるある」を25個、紹介していきたいと思います。
 この記事を書くに当たって、あるあるを色々考えてみたのですが、これが結構たくさん思いつきました。ひょっとしたらあまり「あるある」ではないものもあるかもしれませんが、お許しを。
 読書好きの方に一つでも多く共感していただけたら、嬉しいです(^^)。

25の本好きあるある!

 では、早速行ってみましょう?いつく当てはまったか、数えて見てください!

①市内の図書館制覇する

 私は図書館が大好きで、お金がなくて自分で本を買えなかった学生時代は、ほとんど図書館で借りて読んでいました。そうすると家から一番近い図書館だけでは物足りなくなり、最終的には市内にあるほとんど全ての図書館を巡りました(残念ながら、今のところ二つほど行けていない図書館があります・・・)。
 図書館なんてみんな同じ!と思うかもしれませんが、意外とそれぞれの図書館に特色があります。立地も外装も内装も、そしてある本も全然違います。こういう系の本はあの図書館が充実している、あの図書館には新しい本がたくさん置いてある、など、私は図書館ごとに特徴を把握して、そのときどきの気分で行く図書館を決めていました

②旅行先で見つけた図書館に入ってみる

 旅行先や出先でも、図書館を見つけると、思わず入ってしまうのが本好きの性ではないでしょうか。基本的に市外の図書館では本の貸し出しはできません。しかし、借りられなくても、どんな雰囲気なのか見たい、どんな本があるのか知りたい、自分の市の図書館と比べたい、という思いから、ついついお邪魔していまいます。

③他人の読んでる本が気になる

 電車や待合室などで読書をしている人を見かけたら、「いったいなんの本を読んでいるのだろうか?」と気になってしまいます。といってもじろじろ見るのも失礼かと自重し、周りを見回しているフリをしながらさりげなく見ようとします笑。多くの人はブックカバーをかけて読んでいるので結局分からないことが多いですが、たまに分かることがあり、知っている本だったり好きな作家さんだったりしたら嬉しくなります。しかもそれがあまり人に知られていない本だったりしたら特に嬉しく、こっそり心の中で喜んでいます。

④並んだ本の背表紙を眺めている時間、めちゃ幸せ

 本屋や図書館などで、棚いっぱいに並んだ本の背表紙を目で追っている時間、めちゃくちゃ幸せじゃないですか?何を借りようかな、何を買おうかな、と考えながら本のタイトルを眺め、面白そうな本や、気になっていた本があれば手に取り・・・を読んでいる時間と同じか、その次くらいに幸せな時間だな、と思います。

⑤一番好きな本は?って質問、困る

 本が好き、というと聞かれることの多い、「一番好きな本は?」という質問。これ、けっこう困ります。もちろん、「これが一番!」と心に決めた一冊がある人もいるかとも思いますが、それが決まってない、決められない、という人、けっこう多いんじゃないでしょうか。正直、候補がたくさんありすぎて困るのです。素晴らしい作品、忘れられない作品なんて、読書をしていたらたくさん出会います。聞かれてとっさにこれ!と答えたとしても、後になっていや、これもいいし、あれも好きだし・・・と考えてしまいます。

⑥一番好きな作家は?って質問もちょっと困る

 「一番好きな作家」については、わりと決まっている人も多いのではないでしょうか(ちなみに私は絶対に綾辻行人さんです)。では聞かれて何が困るのかというと、正直に答えるかどうか、というのを少し迷ってしまいます。同じ本好き同士の会話ならともかく、相手が本好きではない場合、かつ自分の好きな作家があまり有名な作家ではなかった場合、正直に答えても相手が「えっと・・・誰?知らない・・・」みたいになってしまい、そこから会話が盛り上がらなくなってしまいます。実際に私もそういう体験をしたことがあります。なので私は、あまり本好きではない人に聞かれた場合は、自分がけっこう読んだことがあり、かつ世間的にもある程度有名な作家さんの名前を出すことがあります。(例えば東野圭吾さん、辻村深月さん、住野よるさんなどなど・・・)

⑦お気に入りだった作品が話題になると内心複雑

 自分が前から好きだった作品が映画化やアニメ化されたりして話題になると、少し複雑な気持ちになります。
 「この作品、私は前から知ってたよ!面白いでしょ!」という少し誇らしげな気持ちもありつつ、同時に、「知る人ぞ知る、っていう作品であってほしかった・・・」と思い少し寂しくもなります

⑧正直、読書好きな自分に酔うことがある

 やはり、最近は本を読む人、特に若者が減ってきているという印象がありますよね。なので読書好きな人はやはり少し貴重というか、高尚な人、というイメージが世間一般にはあると思います。もちろんそう思われたくて読書をしているというわけではないですが、そう思われることが少し嬉しい、というような気持ちもあります。特に電車の中や待合室などで、自分と同じ年代の人々がみんなスマホを見ているときなどは、本を読んでいる自分が少し優雅な存在に思えて、謎に誇らしくなります笑。

⑨読書好きでも話が盛り上がらないことがある

 スポーツにしろアニメにしろ、同じ趣味を持っている者同士で話をすると、とても盛り上がりますよね。しかし、読書好きの場合、そうもいかないことがあるのです。
 何しろ読書と一口にいってもジャンルの幅が広いですし、例えばミステリーとかエッセイとか一つのジャンルの中にもものすごい数の本があります。また、アニメでいうワンピースやドラゴンボールのように、アニメ好きなら誰でも見ている、語れる、というような代表作品が本にはあまりありません。あったとしても、それだけでそれほど話は続きません。
 そのため、本の趣味が完全に合わない限りは、読書好き同士で話していても、あまり盛り上がらないことが多いのです。

⑩書斎に憧れる

 読書好きなら分かると思うのですが、「書斎」というものに憧れがありませんか?
 壁の本棚いっぱいに敷き詰められ、床にも積み上げられた本、その中に置かれた重厚な机でコーヒー片手にパソコンで作業をする・・・そんな自分の姿を思い浮かべたことはないですか?私はあります。
 私は今のところはまだ実家暮らしですが、いつか自分の家が持てたら、そのうちの一室に本を詰め込んで、書斎を作ろうと思っています。それが私のささやかな夢です。

⑪電子書籍より紙の本がいい

 最近は電子書籍などで本を読む人も増えています。しかし、やはり紙の本に愛着がある、という人が多いのではないでしょうか。
 もちろん、電子書籍はデータなので嵩張らないですし、効率よく本の整理や読書ができるということは分かっています。けれど、やはり慣れ親しんだ紙の本がいい、というのは私も思います。
 特にこれといった理由はなく、「こだわり」という言葉が一番適切な気もします。強いていうなら、本棚に本を並べてそれを眺めて悦に入る、というのは紙の本ならではの楽しみだと思います。

⑫帯が何となく捨てられない

 本を買うとついてくる帯、ありますよね。本のキャッチコピーとかあらすじなんかが書かれているあの帯、付けたまま読む派の人とすぐに取る派の人がいると思いますが、私はすぐに取る派です。帯がさわさわ動いたり、どこかにひっかかったりするのがうっとうしいからです。けれど、取ったはいいものの、何となくそれを捨てることができず、どこかに保管してしまいます。私の場合、なぜか捨てることに罪悪感を覚えてしまうのです。いらないといえばいらないので、思い切って捨てたいところではありますが・・・笑。

⑬話題作は何となく敬遠するが、結局面白い

 今すごく売れている作品や話題になっている作品というのは、なんとなく敬遠してしまいます。ミーハーだと思われるのが嫌という変なプライドがあるからです。また、人気作を読むよりは、「あまり人に知られていないけど面白い作品」というのを読みたい、見つけたい、という気持ちが強いからです。
 しかし、やはり世間で面白い面白いと言われている作品は気になるもの。結局根負けして手に取り、そして人気な作品なだけあって、やはり面白いのです。

⑭本の整理めっちゃ楽しい

 次々と新しい本が追加されるので、本棚の整理・並べ直しは定期的に行わなければなりません。私は基本的に著者名のあいうえお順で並べているのですが、その整理・並べ直しの時間はとても大変で、そして、とても楽しいです。懐かしい本がたくさん出てきて、好きなシーンを読み返したりしているうちにいつのまにか時間が経っていて、整理は全然進んでいない、なんてこともしばしば

⑮鞄に本を常備

 いつでも読書が出来るように、鞄には常に1冊以上の本が入っています。今読んでいる本が終わりかけているときや、今読んでいる本のページ数が少ないときなどは、さらにもう一冊、次に読む予定の本も入れておきます。電車の遅延や予定よりも早くことが進んだ場合など、イレギュラーな空き時間というのはけっこう発生するものです。そういうときは読書の時間ゲット!と思いながら鞄から本を取り出します。

⑯店頭に置いてある無料の小冊子は見つけ次第持ち帰る

  夏になると、集英社さんや角川文庫さん、新潮社さんなどで文庫のフェアが行われたりしますよね。そのフェア対象小説のラインナップが載っている無料の小冊子、私は見つけ次第持ち帰っています。それを家に持ち帰って読んで、面白そうな本をピックアップして購入したり、お気に入りの本が紹介されていないかを探したりして楽しみます。私の家には5年分くらいの小冊子が溜まっています。

⑰実写化は見に行かない

 これは人によって違うかもしれませんが、私はお気に入りの小説が実写化されたら、あまり見に行きません。それぞれの登場人物に、本を読みながら自分で勝手に作り上げたイメージがあり、それが壊れるのが嫌だからです。アニメ化だとまだそのイメージが保たれる場合が多いのですが、実写化だとやはり、そのイメージにぴたりと合う俳優さんがキャスティングされないといけないので、難しくなってきます。キャストや予告を見て、これはだめそうだな、と思ったら見に行きませんし、実際に、おお、これは小説そのものかもしれない、と思うことは滅多にありません。けれど、たまーに、めちゃくちゃ私の小説のイメージにぴったり合った実写化がされることもあり、そのときは心の中で拍手喝采です。

⑱分厚い本は読んでいると腕が疲れる

 京極夏彦先生の百鬼夜行シリーズなんかがいい例ですが、ちょっとした辞書か?って思うくらい分厚い小説ってありますよね。ああいう小説ってわりとしっかりと持って読まないといけないので、読み方が難しいです。特に私は仰向けに寝っ転がる姿勢で本を読むことも多いのですが、ああいう分厚い本でそれをするとめちゃ腕が痛くなりますし、普通に読んでいても腕が疲れてしまいます。持ち運びも一苦労です。でも、その分読み終わると達成感がすごいんですけどね。

⑲ミステリー好きは次に死ぬ人がなんとなく分かる

 これは本好きの中でも特にミステリー好きにいえることですが、なんとなく、次に死ぬ人が分かるときがあります。例えば、館もののミステリーなどで、「殺人犯と一緒にいたくない!」と言って一人部屋に立て籠もる、というのは死亡フラグとしても有名で、実際にそれでその人が次の被害者になるパターンは多いです。そういった、登場人物の性格や言動に基づいた死亡フラグみたいなのが、ミステリーをたくさん読んでいるとなんとなく見えてくるのです。個人的には、やはりすぐにイライラと文句を言ったり、何だか無駄に偉そうにしている人は、小物感が溢れていてすぐに死ぬことが多い気がします。

⑳賢そう、と言われるけどそうでもない

 本が好き、というと第一声で「賢そう」とか「すごい」とか言われることが多いと思いますが、実際には別に特別賢くもすごくもありません。そもそも、多くの本好きは勉強のため、視野を広げるため、という高尚な目的があって本を読んでいるわけではなく、ただ面白いから読んでいるのだと思います。私もそうです。活字が多いというだけで、漫画やアニメとそれほど変わりません。けれど、個人的には、読書をすると、やはり読解力や語彙力、文章力はある程度身につくと思います。

㉑推しのイラストレーターさんができる

 本において表紙ってけっこう大事ですよね。その本の第一印象を大きく左右するという点で本の顔とも言えます。現に私も表紙が綺麗だな、と思う本を衝動的に手に取ったりすることがあります。
 そして、ある作家さん御用達のイラストレーターさんというのがいることがけっこうあります。例えば綾辻行人さんは遠田志帆さんというイラストレーターさんを使うことが多く、また加納朋子さんは十日町たけひろさん(旧名:菊池健さん)というイラストレーターさんを使うことが多いです。そして、色んな本の表紙を眺めていくうちに、自分にも推しのイラストレータ―さんというのができてきます。そして、その人が表紙を担当している本はついつい手に取ってしまいます。
 ちなみに私の推しは遠田志帆さんです。何とも言えない美しさと魅惑的な雰囲気が大好きです。
遠田志帆さん画集↓

㉒積ん読しすぎる

これは読書好きなら大体共感できると思うのですが、積み本がどんどん増えていきます。特に私は図書館の本もけっこう借りるタイプなので、家にある本がなかなか消化できず、積んだまま新しい本を買ってきたりもするので、積み本は増えていく一方です。読書メーターを見てみたら、積み本がざっと300冊ほどありました・・・汗。そうすると本棚が追いつかなくなって、次第に床にも本が積み上がっていくことになります。また、自分でも持っている本を把握しきれないため、既に家にある本をまた買ってきてしまったり、図書館で借りてきてしまったりします。

㉓どんでん返し系の本、たまに結末を見破ってしまう

 帯とかあらすじのところに、「あなたもきっと騙される!」とか、「ラスト数行、世界がひっくり返る!」とかそういう文句がついている本、ミステリーによくありますよね。そういった本には大体叙述トリックが使われているのですが、個人的に、こういう文句って一種のネタバレなような気がします。私自身、この文句を読んだことで、必要以上に疑いながら読んでしまい、結果本当に隠されたトリックを見破ってしまうことがたまにあります。どんでん返し系の本は何の予備知識も構えもないまま読んで素直に騙されるのが一番面白い読み方なので、見破ってしまったときは少し悔しい気持ちになります。

㉔昔の翻訳本は読みにくい

 これはあるあるというよりは私が個人的に感じていて、みんなも感じてるんじゃないかな、と思っていることなんですが、翻訳された昔の海外の小説ってすごい読みにくくないですか?私は父がミステリーマニアなので、古典の海外ミステリーはほぼ、父が若い頃に読んでいたものを譲ってもらって読んでいるのですが、一昔前の翻訳だからか、めちゃくちゃ読みにくくて(しかもめっちゃ字が小さくて行間も狭い!)苦戦した記憶があります。最近は新訳版なども出てきて、訳もだんだん更新されて読みやすくなっていると思うのですが、それでもやはり海外の小説って、少々強引に日本語に直されたりしているところがあるからか、読みにくく感じてしまいます(まあ面白いから読むけど)。

㉕海外小説の登場人物、覚えられない

 これは小説に限らずかもしれませんが、海外の小説って誰が誰だか分からなくなりませんか?特に私はカタカナがあまり得意ではないので、すぐに分からなくなって、本の冒頭とか、そでとかに載っている登場人物紹介みたいなのを何度も見ながら読み進めます。また登場人物同士の関係性がややこしい話の場合は、関係図や家系図を自分で書いてそれを見ながら読むこともあります。最近読んだ本ではエミリー・ブロンテの「嵐が丘」がめちゃくちゃにややこしかったです・・・涙。

本好きないない(おまけ)

 おまけで、これって私だけかな?と思うちょっと変わった行動、本好きないないを3つ、紹介しようかと思います。え、これ私も!って思ってくれる方がいれば嬉しいです。

①栞集めがち

 私はけっこう栞を集めるのが好きです。でも、買うのではなく、「拾う」といった方が正しいかもしれません。もちろん、自分で本屋さんで新しい本を買ったときに貰う出版社や本屋さんの栞もコレクションの中にはありますが、それに加えて、ブックオフなどの古本屋さんで本を買ったときに挟まっている、前の所有者の人が使っていたであろう栞を集めるのが好きなのです。ほぼ使ってないだろうな、って思うまっさらなのもありますし、けっこう使い込まれてるな、と思うものもあります。いろんな年代のいろんな出版社や本屋さんの栞が挟まっていて、見ていて楽しいです。だから私は、古本屋さんで本を買ったときはまずはページをパラパラとめくって、栞がないか探すようにしています笑。

②タンスの引き出しを本棚にしがち

 これはしている人はあまりいないと思うのですが、私は今、いらなくなったタンスの引き出しを本棚として使っています。本棚が追いつかなくなってどうしよう、と思っていたときに、サイズ感的にもちょうど本棚に使えそうな引き出しがちょうどあったので、試しに使ってみたらこれがけっこうよかったのです。といっても、タンスから服を抜いてそのまま本棚として使っているというわけではなく、引き出しだけ個別に取りだして、その中に本を並べて、床に立てて置いています。結構便利なので、みなさんもぜひ試してみてくださいね★

③本の題名でしりとり

 私は夜ベッドに入っても眠れないとき、よく頭の中で本の題名しりとりをやっています。今自分が読んでいる本のタイトルから始めて、寝るまでやります。私はけっこう本をたくさん読んできたのですが、これがけっこうぱっとは思いつきません。頭の中でいろんな本の題名を思い浮かべながら考えて、そのうちにいつの間にか眠りに落ちています。意外とこれをやると私はすぐに寝れるので、本好きの人には眠れない夜におすすめです笑。

まとめ

 いかがでしたか?
 この記事では、25の本好きあるあると3の本好きないないを紹介しました。あるあるというよりも、ほぼほぼ私個人のことじゃないか、と思うようなものもいくつかありましたが、お許しください。みなさんは、25のあるあるのうち、いくつ当てはまりましたか?そして、3つのないないのうち、共感できるものはありましたか?この記事を読んで本を愛する人々が楽しい気持ちになってくれればいいな、と思います。
 では、ここらで。
 いい読書ライフを!

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